これから先の中国のことを考えておく
学びのまとめ
中国は日本で報道されるほど経済が崩壊するという状態ではない。
経済の崩壊の前に国民の不満の爆発が予想さえている。
国営企業と共産党との癒着
就職難、貧富の差、介護問題
社会保障制度がない
物価の上昇
人件費があがって、モノは高く、貿易は伸びない。
貿易の利益がないから投資ができない。
【90年代以降に生まれた人たちは、直面する】
親世代のように裕福な生活はできない。
施設に預けることへの抵抗感から親の介護に時間と体力は奪われる。
社会保障制度がないことから不安は募る。
【中国の可能性】
中国の市場は日本人が思っている以上にとてつもなく大きい。
地方の経済は、まだまだ伸びる。
2049年アメリカを追い抜き、中国が経済の中心になる。
【日本に求められること】
人事制度を整備すること。
年功序列の撤廃。
評価基準、評価制度を整備すること。
中国がわかる日本人を育成すること。
⇒日本人は中国人の潜在的な能力を活かせていない。
欧米企業には、遅れる人事制度、マネジメントの思考でいる限り遅れをとる。
これから先を考えると、中国経済が世界第1位になることはおきること。
それでは、その中で起きてくる社会問題、世の中の苦しいが蔓延しきったら、今の中国がどうなるのか?それからその前にどういった対策をとるのか?
しっかりと見つめて考えていく必要がある。
【結論】
考えていくと問題は噴出して、労働者が減ると一人一人の生産性が求められる社会になる。ワークライフバランスと言われるような、フレキシブルに働ける環境をいち早く気付いた企業や人が楽しく暮らせるようになるのだろう。
そこからみえてくることは、今までの時間給での働きをすべて変えるのではなく、成果主義と能力主義を取り入れつつ、企業やヒトそれぞれのキャリア像にあった多様性を受け入れられる人事制度を整えることが必要だと感じました。
そのキャリア像がさらに日本人の多様性ではなく、世界に見て、現地人を含めた多様性を想定したキャリア像にあった制度設計が必要であると思います。