猪熊弦一郎展より

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で行われっている猪熊弦一郎展に行き

 

 

いただいた冊子の中で心に残る言葉があります。

 

 

自分がどんなにうまく花が描けてもほんものの花のほうが美しい。ところが、僕らは人間のつくったものの美しさ、人間でなければできないものの美を求めているのです。そのためには抽象形態も結構、ものから取材しても、ものそのままではない何か自分の意志から生れた色なり、形なりがより美しいという時代が必ずくると思ふ。

 

 

どれだけ世の中の画質があがっても、つくりだせない絵がある。

 

これからAIや機械化が進んでも決して人にしか出せない色がある。

 

芸術を私は正直わからない。だけど、美術を通して見えてくる人の視点、考え方、意志

 

に感動をする。表現者は、受け手にとってどうなるかは、わからない。

 

その中で自分の作品を描き、世に出す。

 

実名を出して、世の中に自分をありのままに発信する。

 

その勇気や強さに今は感動する。いままでにない視点を与えてくれてありがとう。